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バットマン vs スーパーマン / 強力な力も人間にとっては脅威になる

『マン・オブ・スティール』に続く、スーパーマンの第 2弾。
ということに、観ていて気づきました。
しまった、第 1弾を観ていなかった。

スーパーマンの力は計り知れない。
人間の化学兵器では、到底敵うものはない。
スーパーマンを狙った敵が現れて、地球で戦闘が起きれば、あたり一面大惨事を巻き起こしてしまう。
ビルは崩れ、人々は下敷きになり、多くの人の命が失われる。
スーパーマンは地球外生命体の侵攻を食い止める希望の星である。
だけど、全ての人にとってスーパーヒーローなわけでもない。
大規模な戦闘で失われる命がある。
大切な家族を失った人たちももっといる。
怒りの矛先は、スーパーマンへと注がれる。
彼は救世主なのか? それとも破壊神なのか?
批判的な人は必ず現れる。
全ての人がスーパーマンを歓迎しているわけではない。
中には反感を抱いている人がいる、ということを彼は思い知らされる。

ブルース・ウェインもまた、スーパーマンの被害にあった一人だ。
会社のビルが崩壊し、多くの従業員が失われた。
彼はスーパーマンを歓迎してはいなかった。
むしろこのままでは地球を滅ぼしかねないと感じ、スーパーマンと対決する道を選ぶ。
インド洋では、彼ら星人の力を弱体化させる鉱石が見つかった。
それを使えば、スーパーマンの強力な力を抑え、人間並みに弱体化させることができる。
勝てる見込みがあると踏んだブルースは、鉱物を所有するレックス・コープへと乗り込み、強奪する。

レックス・コープの社長もまた、スーパーマンを亡き者にしようと企む一人だった。
彼はスーパーマンへの反感を煽るために、公聴会に訪れていた多くの人たちを爆破で殺し、一人生き残り、何もできなかったスーパーマンに批判を集めた。
社長にとって狙いはスーパーマンだけでなく、地震の計画に水を差した人物への報復でもあったのだが。

スーパーマンとバットマンの死闘。
結構見所だったけど、呆気ないほどの終わり方と仲直り方。
母親が拉致され、命が狙われていることを訴えたスーパーマン。
結局どっちも男の子で、母親の存在には弱い。
ど世界のどの国においても、母親は偉大で、尊敬される存在。
スーパーマンとバットマンの母親の名前が偶然同じだったことで、母親を失った悲しみに同情し、急に親近感が湧いたのか、スーパーマンへの恨みも忘れ、トドメを刺す気も失せてしまったバットマン。

今回のバットマンは、なかなかアクションが派手だった。
単体の作品よりも肉弾戦が多かった気がする。多分。
そして執事のアルフレッド。
ブルースには献身するイメージがあったけど、この作品では皮肉的な言葉尻も見られ、他とは違う感じがした。

スーパーマンって、DCコミックのキャラクターの中では最強じゃないでしょうか?
スーパーマンって結局人間じゃないのでしょう?
バットマンはどうあがいたって戦闘力高めの人間で、スーツとか装備とかで悪と戦っていけてる感じで。
でも人間以外の生命体とか、超巨大生物とかが相手だと、人間のやれることは限られてますし。
『マン・オブ・スティール』の続編だから、スーパーマンが主役だろうけど、そこにバットマンを戦わせるのはなかなか酷だな、なんて、個人的には感じます。
登場したワンダーウーマンも、スーパーマンよりの超・能力者。
100年以上も生きているんだから只者ではない。
怪物との戦いには、スーパーパワーでないと太刀打ちできない。
寂しくもバットマンには、後ろで傍観することしかできのが物悲しい。

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