boy-meets-girl

ボーイミーツガールの極端なもの / 老若男女の心に潤いを与える恋の形

サボテンのことはよく知らない。
サボテンには、たくさんの種類があって、いろんな生長の仕方があって、それにともなって、個性的な形になる。
同じ種類でも、途中で突然変異したりして、同じように見えても、それぞれ違った生長をする。
貴重な種類もあるようで、一点モノも珍しくないらしい。
サボテンは、砂漠に生えるイメージが強くて、少しの水分でも成長することができる。

そんな珍しいサボテンを紹介しつつ、展開されていく、いろんな年代の、男女の恋物語。
まるで人間とサボテンは似ているよう。
恋という水分が、人の生活に潤いを与えて、イキイキしてくる。
順調に生長していたのに、何かのきっかけで生きかたが変わってしまったり、別の価値観をとりいれて、新しい生き方を模索してみたり。
一人として同じ生き方はなく、同じ恋の形もない。
だからこそ、それぞれに味があって、美しいのではないか。

恋することは、いくつになってもできる。
若い人だけのものではない。
老年になっても心がときめく感情は芽生えるし、そういう感性が若い人はいくつになっても若々しく、人生が華やいだものになる。
素敵な人に巡り合って、心がふわふわして、次会えることが楽しみになって。
会った時に少しでもいい印象を与えたくて、外見に気をつけてみたり、言動に注意してみたり。
恋することで、自分を磨こうというモチベーションも湧いてくる。

人生は紆余曲折がある。
上手くいかないことの方が多い。
理不尽な目にもあう。わかりあえないこともある。
同じ家族でも性質は違う。
他人となればなおさらわからない。
その人にはそれなりの理由があって、行動をとる。
人は皆、知らないところで恋をして、知らないところで傷ついている。
その度に自分と向き合って、大きくなったり、生き方を変えたりする。

独特な生長も、振り返れば、個性的で、可愛らしい姿かたちになる。
自分らしく、味のあるサボテンになるには、心を潤してくれる存在が必要だ。

その他の記事