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読書を仕事につなげる技術 / ビジネスと教養書の読み方

本の知識をどうやって活かすか?
効率的な本の読み方とは?
書籍はほぼ毎日新刊が発売されている。
年間にして何百万冊と増えていっている。
これだけの大量の本の中から押さえるべき本を探し出したり、情報を追っていくのは、限られた時間の中では大変なことだ。

ビジネス書と教養書はそれぞれ読み方が異なる、と著者は述べている。
ビジネス書だけでも日々更新されているが、著者から言わせれば大事なのは全体の「2割」程度しかないらしい。
名著と言われる本のエッセンスを内容を変えて書かれている本が多いため、基本となる数冊を押さえれば、その他のビジネス書は読まなくてもいい、と断言している。
これらを端的にまとめあげ、さらに「これだけは読め!」
というビジネス書のマンダラを掲載してくれている。
ビジネス書の押さえるべき名著は何度も何度も読み込む必要がある。
その時々で気づかされることが多いと言う。
ビジネス書を読むコツは「狭く、深く」だそうだ。

もう一つの教養書は、逆に「広く、浅く」読み広げることだと言う。
さらに大事なのは「いま、この時」に興味のある分野や、気になる分野の本に手を出すこと。
ビジネス書では読んですぐに行かせるのと違って、教養書はすぐに仕事に結びつかないかもしれないが、読んでいたことによって既存のアイデアと融合し、活かされるようになる。
自分の中で熟成させ、他の人とは違うオリジナリティを形成するための本、それが教養書の立ち位置だというのだ。
他人とは違う独自性を育むための本。

また前回の『メタ思考トレーニング』の記事で、一見繋がりのないようなものでも、分解し、本質を探り出せば、別なものとの関係性を発見できる「アナロジー思考」が書かれてあったけれど、まさに教養書はその種を自分の中に蒔くことができる。
同著者の『外資系コンサルの知的生産術』にも、読書で得た知識をどうやってストックしておくかが書かれていたが、その部分はほぼ似たような内容だった。
良書を深く深く読んで本質を紐解き、ビジネスだけでなく人生にも応用できるようになれば、これだけ心強いことはないだろう。

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