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ドアロック / 家の中は安全地帯だと本当に言い切れるか

家の中は安全だと思っています。
むしろ安全でなければ困る。
1人暮らしだと、家の中に自分以外の人間がいるというのは、それだけで恐怖を感じるものですが、鍵をかけている以上人が入る余地はないはず。
その思い込みを逆に突いてこられたとしたら。

今や多くのマンションでは電子ロックが主流になりつつあります。
というか、多いかもしれません。
カードタイプだったり、暗証番号だったり、自分しか持っていない、わからないものであれば、他人が侵入する余地などないに等しいでしょう。
だけど本当にそうでしょうか?
自信を持って安全だといえますか?
いくら自分の家の中といっても、死角は残されています。
いちいち気にするところもない場所。
侵入者とはその死角を利用して潜伏し、あなたが寝静まった頃に現れて、家の中のものを勝手に使い、ご飯を食べ、隣によりそって寝ているかも、しれない。
深い眠りに入るときには、周りで何が起ころうと気づくことはない。
ある意味で、望んでいないにしても半棲しているともいえます。

キョンミンはとても几帳面な性格で、綺麗好きでもあり、自分の中のルールをもっていた。
しかし、閉じたはずの便器の蓋が開いていたり、眠ったにも関わらず体がだるいなど違和感を感じていた。
そんな時期に彼女は仕事中に言いがかりをつけられ、脅しをうけ、執拗にまとわりつく男に目をつけられてしまう。
さらに、家のドアロックを解除しようとする場面に遭遇し、その男こそが怪しいと、ますます疑惑を持つ、と同時に不安が襲いかかる。
追い討ちをかけるように自宅で不幸が相次ぎ、いたたまれなくなったキョンミンは引越しをすることにする。
しかし、犯人は簡単に彼女を諦めてはくれなかったのです。
なにせ、キョンミンのことを気に入ってしまったのですから。

自宅というものは、聖域であり、城であり、安心できる空間でもあります。
侵されることのないはずの空間。
その前提が崩れてしまった時、その恐怖にどうやって立ち向かうか。
身を守るためにも監視することを忘れてはいけませんね。

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