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最強の教養 不確実性超入門 / 世の中は全てランダムである

世の中は予測のつかないことばかりですよね。
一体何が起こるかわからない。
ついさっきまで何事もなかったのに、突如として反転し、窮地に陥ることになる。
結果があるということは、それにともなう原因があるはずです。
でもそれはことが起こった後の後付けの理論だったり、理屈だったりすることもあるかもしれません。
本当は原因なんかなくて、運命のいたずら、確率の問題だったりするのかもしれません。

世の中はランダムなことばかりです。
そしてランダムなことに因果関係を見出して、これこれがあったからこうなったんだ、と人間は結論づけたくなる生き物です。
でもそれは人間がこの世界で生き延びることに必要だったから。
危険と隣り合わせだった原始人は、物事のパターンを見つけて、素早く決断する必要があったからです。
また人間には心理的なバイアスがかかります。
うまくいったことは自分の成果として、うまくいかなかったことは運のせいにしてしまう傾向があります。
でも本当は運が良かったからこそうまくいって、自分のやり方が悪かったからこそ失敗したにすぎません。
運というランダムな要素を自分の都合のいいように解釈してしまうのです。

と、まあ人間の心理の面から、不確実な要素を、何か因果関係があるかのように認識してしまう。
でもランダムを連続しても、
因果関係があるかのように見えてしまう結果も起こりうるのです。
「運というものはランダムなものである」
運命論とか信じているロマンチックなぼくには、なんとも味気ないものです。

株の上がり下がり、「売りが売りを呼ぶ」ことでバブル崩壊へつながる心理など、経済の目線からも、不確実な出来事の解説など、とても面白い内容だなあと感じます。
何が起こるかわからない。
何が起こってもいいように、不測の事態のことも選択肢の中に含めた上で、柔軟な計画を立てること、が賢明ですね。
あ、あと、投資というのは頻繁に売り買いするものではなくて「長期で」運用するもの、だそうです。
短気ですぐに結果が出ないのは、人生も投資も同じですね。

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