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ボーン・アイデンティティー / 記憶を取り戻す旅先で狙われる命

ボーンシリーズの第 1作目。
シリーズが増えていくと、どれが最初なのかわからなくなって、探したり後追いするのが大変になりますよね。。
スピンオフも出ているみたいだし。
でもそれだけ人気があるということだろうし。
ずっと気になっていたものに、ようやく手を出しました。
若かりし頃のマッド・デイモンはハンサムですが、なんだか可愛い顔をしていますよね。

背中に銃弾を受け、海に漂流していた男。
偶然通りかかった漁業船の乗組員に発見されたその男は、からくも一命を取り留めていた。
しかしその男は過去の記憶を喪失していた。
文字や言葉や地図を読むことはできたのに、自分が何者なのか、自分の名前はなんなのか、自己に関する記憶が思い出せないままだった。
その男は、尻に銀行の貸金庫の番号を埋め込んでいた。
手始めに銀行のあるスイスへと渡り、自身の手がかりを探し求める。
貸金庫に入っていたのは、拳銃と貯め込んでいた多額の資金、そしてジェイソン・ボーンと名前の入ったパスポートを発見し、自分の名前を取り戻す。
さらに貸金庫には 6つの偽造パスポートが隠されていた。
ひとまずボーンは住所のあるパリへ向かうため、お金と引き換えに旅をしてくれる同伴者を探す。

自分が何者なのかを見つけること、喪失した記憶を取り戻すために始めた旅は、思いもよらない組織を相手にすることとなった。
ボーンはアメリカの CIAに付け狙われていた。
CIAはボーンを亡き者とするため、世界の手練れた暗殺者たちに指令を出す。
ボーンは決して犯罪者などではなかった。
ボーンは CIAが育てた最強の殺人兵器であり、ある人物を殺す任務を遂行するために派遣されていた。
しかしその任務が失敗に終わってしまったため、CIAが関わった証拠を消すために、ボーンを殺そうとしていたのだった。
ボーンは暗殺者でもありながら、CIAの駒に過ぎなかった。

ボーンは自分に関する記憶が無くなっていたとはいえ、彼の身体に染み付いた暗殺者の能力は消えることはなかった。
相手を打ち倒す体術や、追跡者をかわす能力、驚異的な身体能力に、状況を冷静に観察し、有利に運ぶ計算力など、生き残るための生存戦略はしっかりと体に刻まれていた。
車のドライビングテクニックも相当なもので、どんな状況にも対応できないと、暗殺者にはなれないのだろう。

暗殺者として訓練されたボーンだが、心の中までも冷徹な暗殺者ではなかった。
彼は標的のすぐ近くまで迫ったにも関わらず、子供たちの存在を知り、親を亡くした後の悲しみまで想像が膨らんだのか、命を絶つ一発を放つことができなかった。
そのために彼は任務を中断し、CIAに証拠隠滅のため命を狙われることになってしまう。
任務に忠実で冷淡な暗殺者ではなく、優しい心を持った一人の人間だった。

ちなみに公開されたのが 2002年で、もうかなり前なのだけど、出てくるパソコンがかなり古くて時代を感じさせた。
あんなに画面が小さくて表示が荒くて角ばっていたパソコンなのに、今ではスマートで画面も大きくて美しい解像度になって。
20年でこんなに変わったんだと、技術の進歩に思いを馳せた。

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