voces

ボイス / 繰り返される終わりなき悲劇

3人家族がとある立派な家に引っ越ししてから、息子のエリックは囁き声に夜も眠れずにいた。
両親は心配してカウンセラーに診てもらうも、引っ越しで環境の変化のストレスが出ているだけですよ、なんて言いながら帰っていく。
超常現象を真に受けないのはわかるけど、もうちょっと子供の繊細な変化、口に出さないことこそ奥がある、ってことを子供相手のカウンセラーならわからないと。
なんて思いながら観てたら死んでしまった。
幽霊のような怨霊のような存在に怯え、この家から出たいと訴える。
しかしその想いも虚しく、エリックが亡くなってしまうという意外な展開を迎える。

エリックの死がきっかけで両親は別々に暮らすこととなった。
妻のサラはこの家に居るべきではないと告げるも、全財産をつぎ込んだダニエルは諦めることはできなかった。
ダニエルは一人家に居るときに不思議な体験をする。
彼はサラにボイスメッセージを残したが、その録音にはエリックの叫び声が残されていた。
ダニエルはテレビで観た電子音声現象の専門家ゲルマンに遭いに出かけ、声の謎を突き止めてほしいと願い出る。
ゲルマンは娘のルースとともに赴き、サーモグラフィーなどの機器を設置し観察を開始する。
そこで目には見えない「何か」の存在に気づき、ここから物語は急展開を迎えていく。

ダニエルが買った家は中世時代に裁判所として機能していた建物だった。
当時は魔女狩りと言って言動が怪しい女性はすべからく捕らえられ、拷問され、殺されるという闇の時代があった。
この建物に取り憑いているのは殺された魔女だろうと判明した。
建物には隠された地下への入り口があり、中には拷問器具や牢屋が残っていた。
そして殺された魔女のミイラが牢に残されたままになっており、彼女こそが囁き声の元凶だと判明する。
魔女は他人の声や幻で人を誘惑し、死に追いやって行く。
ゲルマンを危険だと判断し、亡くなった妻の姿で誘惑し、自らの腕を斬りつけるように仕向ける。
また一度出て行ったサラを電話でエリックの声で誘惑霜取らせ、首を吊らせて自殺させてしまう。

この魔女はハエを使って人の耳に侵入し洗脳する。
観ているだけで非常に気持ち悪い。
それだけでなく魔女に関わる時にはハエの羽音がブンブン鳴ってとても耳障りが悪い。
蚊の羽音も不快で嫌いなのだが、これでもかと鳴らしてくるのが嫌だった。

ゲルマンは火で燃やすことが怨霊と化した魔女を鎮める唯一の方法だとし、ガソリンで燃やそうとするも、魔女も必死の抵抗をして殺しにかかってくる。
かなりドキドキの展開でした。
エリックは生前囁き声に言われるがまま絵を描き続けていた。
その絵はこれから起きることを予言しているかのようであり、その絵を見たことでエリックの死の真相を知ることになったダニエルだった。

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